概要
近年、米国やアジアを中心に、隙間時間を活用して兼業をするギグワーカーが急増しています。日本でも働き方改革法案が施行され、ギグワークに関心を寄せる人はますます増えていくことが考えられます。働き方が変われば、お金の貰い方も変わります。報酬の支払方法は銀行口座振込だけでなく、あらゆるキャッシュレス決済手段で受け取れるようになり、タイミングも月末締めの1回払いのみならず、働いた分だけすぐに受け取れる即払いなども登場。日本では、デジタルマネーでの給与支払も可能とするための労働基準法改正など、大きな転換点を迎えています。ギグエコノミーの広がりによって、どのようなチャンスが生まれるのでしょうか。今回は、先行する海外の実態を通し、日本における展開の可能性を考察いたします。ふるってご参加ください。
内容

1.ギグエコノミー、ギグワーカーとは?

 

2.米国の巨大ギグ市場 

-ギグワーカーが増える背景

-ギグワークで重視されることとは

-報酬の受取手段とペイロールカードの威力

-VisaPayPalも参入する報酬支払いサービス

 

3.日本でも急拡大するギグ市場と新しい金融ビジネスチャンス

-二重就労、解禁!働き方改革によって広まるギグワークスタイル

  高齢者の御用聞きからWebページ開発まで

-ギグワークの中心となるシェアリング・エコノミー動向

-キャッシュレス化に伴って進む給与・報酬のデジタルマネー支払い

-ギグワークの浸透で生まれる新しい金融サービス

 

4.まとめ

講師

NCB Lab. 代表 佐藤 元則
NCB Lab. マーケティング・ディレクター 米原 桃

来歴

NCB Lab. 代表 佐藤 元則
1952年生まれ。関西学院大学卒。1989年にカード・決済の専門コンサルティング会社である株式会社アイエスアイを創設。1997年より日本カードビジネス研究会(現NCB Lab.)代表に就任し、カード・決済の普及と発展をめざす。『電子マネーウォーズ』『新クレジットビジネス』『デジタルワードパワー』『カード・クレジット用語辞典』『フィンテックレポート』『金融破壊者たちの野望』など著書多数。講師やモデレーターとしても活躍中。

NCB Lab.  マーケティング・ディレクター 米原 桃
日本大学法学部卒。2018年より現職。国内外のカード・決済情報の取集と分析に従事。女性の目線、生活者の視点からカード・決済のトレンドを捉えた新サービスの企画・立案を行う。