概要
クレジットカード発展の歴史とともにあゆんできた米国。その米国におけるクレジットカード市場の勢力図に変化はあったのでしょうか。クレジットカード発行会社の動向をNilson Reportの調査データをもとに直近10年の推移を含めて分析します。そして、国際ブランドの動きを見ながら3大ブランドVisa、Mastercard、Amexの実績と戦略をそれぞれ解説してまいります。約30年にわたりカード業界をウォッチしている。NCBならではの話も満載です。
内容

●米国クレジットカード市場の最新動向

-絶好調のクレジットカード

-カード決済額トップ5の動向

 

-カード枚数の多寡より生産性

-残高は金利収入を生む鉱脈

 

●Visa 2018年実績と戦略

-Visa6つの戦略

-決済か現金取扱いか

-クレジット Vs デビット

 

●Mastercard 2018年実績と戦略

-Mastercard3つの戦略

-即時決済ネットワークを強化

-フィンテック育成に注力

 

●Amex 2018年実績と戦略

-Amexの奇跡の復活

-Amex4つの戦略

-プレミアム層へのサービス拡充

-成長ドライバーはデジタル

 

講師

NCB Lab. 代表 佐藤 元則
NCB Lab. リサーチャー 石黒 卓

来歴

NCB Lab. 代表 佐藤 元則
1952年生まれ。関西学院大学卒。1989年にカード・決済の専門コンサルティング会社である株式会社アイエスアイを創設。
1997年より日本カードビジネス研究会(現NCB Lab.)代表に就任し、カード・決済の普及と発展をめざす。
『電子マネーウォーズ』『新クレジットビジネス』『デジタルワードパワー』『カード・クレジット用語辞典』『フィンテックレポート』『金融破壊者たちの野望』など著書多数。講師やモデレーターとしても活躍中。

NCB Lab.  リサーチャー 石黒 卓
2019年より現職。SIerにて銀行勘定系やインターネットバンキングの企画および
開発プロジェクトを約20年余り経験。直近では、金融リテール分野でシステム開
発サービスイン後のWebを活用したマーケティングに携わり「使われるシステム」
を目指したコンサルテーションに注力した。上級ウェブ解析士取得。